住宅設備

後悔しない!エアコンの選び方

夏や冬には欠かせないエアコン!

多くのメーカーから省エネ機能やAI搭載モデルなど、さまざまな機能が備わったエアコンが発売されていまよね。

「でも何を基準に選んだらいいのか分からない」っていう声の方が多いと思います。

実際、私もまったく分からなかったので自分なりに調べてから決めるようにしてました

一般家電の中では高額な分類に入ると思うので頻繁に買い替えができないですよね。

なので設置する部屋に適したモデルを選ぶことが重要です。

この記事では私がエアコンを決める前にまとめた情報を公開していこうかと思います。

各メーカーの特徴や選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

※あくまで素人なりにまとめた内容です。内容に不備がある場合はご了承下さい。

それでは順に説明していきます❗


畳数の選び方

一番最初に悩むところはコレだと思います。

エアコンをつけたい部屋の大きさが10畳だから10畳用にすればいいのかな?

最初は私もそう思ってました。

でも疑問に思うことがありました。この「●●畳用」って何を基準に設定されてるのかな.....と。

木造だったり鉄骨だったり、昔の木造と今の木造でさえ断熱性能が違うだろうし....。

ていうのがきっかけで調べてみました。

実はカタログや店頭で表示されている畳数って2種類あるんです。

2種類の違いは?

  • おもに畳数(規格なし、メーカー判断

具体的な規格はなくメーカー判断で記載している値であるものの、概ね各メーカーとも近い値が記載されています。

  • 畳数のめやす(1965年の規格

⼩売事業者表⽰制度の畳数⽬安で想定する世帯は、日本電機工業会が1965年に定めた空気調和・衛⽣⼯学会規格「HASS 109-1965」の⼾建,南向き,和室で設計されています。

外気温が33℃の⽇でも室内を27℃にできることなどを基準設計の条件として、冷房・暖房それぞれの定格能力ごとに畳数の最小値・最大値の幅を規定しています。

ちなみにですが、「畳数のめやす」は●●~●●畳とありますが、これ実は

っていう意味なんです。

その範囲内の広さであれば使えるのかと思ってた.....建物構造(木造・鉄骨)で設定されてるなんて知らなかった💦
鉄筋住宅のほうが木造住宅よりも密閉率が良いからこのような表記になるみたいだよ。ちなみに「おもに畳数」は木造を基準として表記されていることが多いらしい。
いずれの建物構造でも木造の畳数を目安にして選べばいいわけね

50年以上前の規格で設定された畳数は、今どきの住宅の断熱性能とはかなりかけ離れた数値になっているのは明白ですよね。

なので「6畳」と書かれていても、余裕を持たせた「6畳」なのかなと思ったわけです。

実際に住林の担当設計士さんにエアコンの畳数を相談した際、「10畳程度の部屋の大きさであれば6畳用のエアコンでも十分ですよ」と言われてました。


おすすめのツール2選

いろいろ調べているとイイね!って思えるツールを2つ見つけました!

まず1つ目のツールはこちら!

エアコン選定支援ツール「ASST」

このツールは、居住地域や住宅性能、部屋の向き、階数、使用状況をもとに、最適なエアコンを選定できるというものです。

開発の経緯にもある通り、

(※要約)

「エアコン選定の判断材料のもとになっている規格等の調査、メーカ等へのヒアリング、Web調査(約3,000人)を行って、独自のデータベースを構築した」

と書かれているので広告とか一切なし、まさしくメーカーや小売店への忖度なしの選定ツールだと思います。

2つ目のツールはこちら!

エアコンドック

このツールはエアコン取付予定の部屋大きさはもちろん、部屋の窓の方角、大きさ、枚数などより細かい条件を基にエアコンの必要能力(kW)を診断してくれます。

このサイトも

と書かれているので広告とか一切なし、まさしくメーカーや小売店への忖度なしの選定ツールだと思います。

ご紹介した2つのツール以外にも様々なシュミレーションサイトがあります。ネットや近くの販売店で購入する前に、こういうサイトを活用して事前に調べてみましょう。

部屋の大きさにピッタリのサイズ(適用畳数)がすべていい訳ではありません。

寒冷地だったり、陽当たりのよい部屋や天井が高い部屋などには、表記されてる畳数よりもパワーがいる場合があります。

ポイント

●南向き、北向きに大きなガラス窓がある部屋
●最上階(屋根に近い)部屋
●キッチンと続きのリビング
●吹き抜けや天井が高い部屋

いずれにしてもエアコンの大きさを選ぶ場合は、担当設計士さんに相談してみることをオススメします


エコアン選びで見るべきポイント

前述で畳数の選び方を書きましたが、エアコン選びでまず始めに見るべき項目は「能力」です。畳数ではありません

「ならどれくらいの能力があればいいのか?」となりますよね。

それぞれの家の断熱性や立地、周囲の環境等によって大きく変わってきます。なので目安としてシミュレーションサイトを利用してみることをオススメします。

例えば先ほどご紹介したツール②「エアコンドック」さんのシュミレーションで、我が家の1室を試してみます。

必要能力を比較するために条件を変えてみると、こうなりました。

条件変更点

●窓の大きさ (小→大)
●断熱性能 (高→中)

2つの条件(窓の大きさ、断熱性能)を変えただけでここまで必要能力値が変わってきます。

前述の「畳数の目安」で貼った画像で比較してみましょう。

同じ10畳の大きさの部屋でも、条件が少し変わるだけで全然違う結果になります。

このように、部屋の大きさはあくまで目安なだけで、実際は部屋の条件によって必要能力が変わってきます

安易に「10畳の部屋だから10畳用のエアコン」と決めつけてしまうと、過剰性能だったり性能不足になる可能性があるっていうことね
ならエアコンの能力(kW)と部屋が合っていない場合はどうなるのかな

調べてみました!

このグラフはエアコンの負荷率ごとのCOPを表したグラフです。

COPって?

COPは「冷暖房平均エネルギー消費効率」のことで、エアコンの省エネ性能を表す値として使用されているよ。

分かりやすく例えるなら、車でいう「燃費」のようなものに当たるよ!

ちなみに、今はCOPよりもAPFの方がより実際の使用時に近いデータとして扱われることが多くなっています

APFって?

APFは「通年エネルギー消費効率」のことで、COPと同様にエアコンの省エネ性能を表す値として使用されているよ。

COPと同じで車でいう「燃費」のようなものに当たるよ!

なので、考え方は車と同じで「燃費が良い=経済的」なので、「節電」にもつながります。

エアコンも車と同じで、動き始めが一番燃費が悪くある程度の速度で走っている時が最も燃費が良くなります

当然100%を超えてくる(スピードを出しすぎる)と燃費が悪くなるという点でも、考え方は同じです。

「こまめにエアコンを切ったりつけたりするより、長時間運転させた方が節電になる」という話を聞いたことはありませんか?この図はそれと同じです。

馴染みのある車で考えるとイメージしやすいと思います。

つまり、これを先ほどのシュミレーション内容でエアコン選びで考えると

シュミレーションの結果

部屋の大きさ : 10畳

エアコンの能力 : 3.6kW (おもに畳数 12畳)※条件変更後の場合

という結果でしたが、12畳用のエアコンが必要にもかかわらず6畳用のエアコンや20畳用のエアコンをつけた場合

こういう結果になってしまいます。

能力が低すぎると負荷が大きくなって故障しやすくなるし、能力が高すぎると電気代が高くなってしまいます。

なので各部屋の条件に応じたエアコンの能力を選んであげることが、結果として経済的にエアコンを使うことができます

ことわざで「大は小を兼ねる」という言葉ありますが、エアコンにおいては当てはまらないということですね。


エアコンのカタログでチェックするべきポイント

カタログに載ってることは情報が多すぎて何を見ればいいのかわかんない!

っていう方いると思います。

いろいろ見てたら何が何だか分からなくなるので、見るべきポイントを絞ってみました。

見るべきポイント5選

  1. 室内電源タイプ
  2. 能力(kW)
  3. 消費電力(W)
  4. 消費電力量 期間合計(年間)
  5. 通年エネルギー消費効率

※各メーカーによって表記内容が若干異なる場合があります。

1. 室内電源タイプ

そのエアコンが100V対応可200V対応可が記載されています。

100Vコンセントに200Vのエアコン、200Vコンセントに100Vのエアコンはいずれも「コンセント電圧変換」が必要になります。

依頼する工事業者に確認してもらいましょう。

2. 能力(kW)

そのエアコンの暖房・冷房の能力が記載されています。

部屋の大きさではなく、各部屋の条件に応じた能力のエアコンを選びましょう。

ちなみに能力の()内の数値は、「エアコンの能力の範囲」です。

エアコン能力の範囲

左の数値:小さければ小さいほど、きめ細かく温度調整できます。

右の数値:大きければ大きいほど、パワーが大きく素早く冷暖房が効きます。

最小時と最大時の数字に差があるほど、エアコンが出せるパワーの範囲が広く能力が高いということだね

3. 消費電力(W)

エアコンを使う際に必要な電力の量を表しています。

暖房能力2.5kWの力を出すために必要な消費電力が450W

冷房能力2.2kWの力を出すために必要な消費電力が425W

という意味です。

ちなみに消費電力の()内の数値は

左の数値:最小出力運転のときに必要な消費電力

右の数値:最大出力運転のときに必要な消費電力

となります。

4. 消費電力量 期間合計(年間)

1年間に使う電力量の目安です。

これはJIS(日本工業規格)に定められている基準に基づいて、1年間を通じて冷暖房を使用した場合の目安です。

この数値が小さければ小さいほど、1年間に使う消費電力が少ないので電気代がかからないということになります。

同じ能力のエアコンで年間の電気代を安くしたい場合は、これを見ればいいってわけね

5. 通年エネルギー消費効率(APF)

意外と見落としがちなんですが、結構大事な項目です。

JIS(日本工業規格)に定められているある一定の条件で、エアコンを運転した時の消費電力1kW当たりの冷房・暖房の能力を表わしたものです。

つまりどういうこと?
要するに実際に使用状態に沿った数値だから、省エネ性能を示してるよ
ということは車でいう燃費ってことだね
数字が大きければ大きいほど省エネ性能が高いよ

私たちの場合は、室内で犬を飼ってるので日常的にエアコンをつけっぱなしにすることが多いんです。

なので、できる限りランニングコスト(電気代)を抑えたい人はこの数値は要チェック❗


エアコン大手メーカー7社の性能比較

エアコン大手メーカー7社の性能を比較してみました。

エアコン大手メーカー7社

  1. ダイキン(RXシリーズ)
  2. 三菱(Zシリーズ)
  3. パナソニック(Xシリーズ)
  4. 日立(Xシリーズ)
  5. 東芝(G-DTシリーズ)
  6. 富士通ゼネラル(Xシリーズ)
  7. シャープ(N-Xシリーズ)

※順不同(2021年3月時点 最上位機種)

メーカーによってはすべての畳数に対応していないものもあります。

各メーカーともに様々なクラスのエアコンがありますので、今回はその中でも各社の最上位モデルで比較します。

比較内容

●暖房最大能力
●冷房最大能力
●年間消費電力
●APF(通年エネルギー消費効率)

暖房最大能力[kw]

※数値が高ければ高いほど性能がパワーが大きく素早く暖房が効きます

暖房最大能力をグラフで見てみると、

6畳~12畳クラスのエアコンでは、ダイキン、日立、パナソニックが比較的能力が高いですね。

14畳クラス以上のエアコンになると、ダイキンが高いですが20畳を超えてくると富士通ゼネラルの数値も高くなってます。

14畳以上になると能力的にそこまで差が無くなってるね
分布で見ると、「6~8」「10~12」「14以上」の3つのグループで数値が各社近い値になってるね

冷房最大能力[kw]

※数値が高ければ高いほど性能がパワーが大きく素早く冷房が効きます

冷房最大能力をグラフで見てみると、

6畳~12畳クラスのエアコンでは、三菱、パナソニック、シャープが比較的能力が高いですね。

14畳クラス以上のエアコンになると、各社そこまで大きな差はないのかなという印象です。

暖房とグラフの分布が全然違うね
暖房と違って、右肩上がりで能力が上がっていってるね

年間消費電力[kwh]

※数値が低ければ低いほど1年間に使う消費電力が少ないので電気代がかかりません

年間消費電力をグラフで見てみると、

6畳~12畳クラスのエアコンでは、日立、三菱、パナソニック、シャープが比較的に消費電力が低いですね。

14畳クラス以上のエアコンになると、日立が全体的に消費電力が低い印象です。

畳が大きくなっていくにつれて消費電力も高くなっていってるね

通年エネルギー消費効率(APF)

※数値が高ければ高いほど省エネ性能が高いです

APFをグラフで見てみると、

6畳~12畳クラスのエアコンでは、日立が頭一つ抜けてる感じですね。

14畳クラス以上のエアコンになっても、日立が全体的にAPFが高い印象です。

畳が大きくなっていくにつれて少しずつAPFの数値が右肩下がりになってるね


まとめ

エアコン選びで後悔しないために気をつけることは

ポイント

  • 部屋の大きさで選ぶのではなく、各部屋の条件に適した能力のエアコンを選ぼう!
  • 担当設計士さんに必要な能力を確認しよう!

本記事ではエアコンの機能については書いていません。

メーカーやエアコンのランクによって備わってる機能が大きく異なる場合があります。

「自分たちにとってこれは必要」っていう機能があれば、それをベースとしてエアコンを選んでみましょう。

メーカー選びで悩んだときは、本記事のように各社を比較してみることをオススメします。

 

少しでも皆さんの役立つ情報があればうれしいです😊

 





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