新築で間取りを考えているときに最後まで悩んだ和室の必要性。
私たちのライフスタイルや予算を考えた結果、和室の採用はしませんでした。
我が家が採用しなかった経緯をまとめてみました。
間取りを考え始めた当初は和室は欲しいとずっと思ってました。
当初考えてた用途
- 客間
- 来客用の寝室
- 子どもの遊び場
- 家事スペース
- くつろぎ場(昼寝など)
上から順に使用用途としての優先度が高いです
使用用途は明確だったにも関わらず採用しなかった理由は以下の通り。
1. "客間"と"来客用の寝室"の必要性
2. 子ども部屋とは別に"子どもの遊び場"の必要性
3. "家事スペース"と"くつろぎ場"の必要性
4. 間取り上の問題
5. 予算の都合
順に説明していきます。
"客間"と"来客用の寝室"の必要性
急な来客時はもちろん、友人や親族などが遊びに来た際に客間が必要だと思ってました。
ただ使用頻度を考えたときに、来客で客間を使う機会は多く見積もっても月1回あるかないか。
仮に和室をつくるとすれば確保できても大体4.5畳~6畳程度でした。
坪数で言えば約2.5坪~3坪程度。
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ちなみに床の間ってよく見かけるこういうやつです。
床の間をつくったら使える広さも減るし、個人的には4.5坪は狭すぎ!って思ってました。
大人2人が寝るのにギリギリな広さだと感じてます。
結論としてあまり広さを確保できないことや、客間としての使用頻度が明らかに少ないことを懸念して話し合いの結果、「客間として和室はいらないんじゃない?」となりました。
子ども部屋とは別に"子どもの遊び場"の必要性
子どもの遊び場が特に必要な時期は幼少期だと思ってて、
リビングから見えるところに和室があれば目が届くし安心できるってう考えもありました。
ただ一方で、新築時に最初から子ども部屋を確保してるのに幼少期のためだけに和室を子どもの遊び場にするのは、なんか正直もったいないなぁ~と感じました。
遊び場を目的とするのであれば子ども部屋を遊び場として使うこともできるのかなと思いました。
「目が届かないんじゃない?」という意見もあるかと思いますが、
子ども部屋自体を遊び道具置き場としてリビングの一角をジョイントマット敷いて、そこで遊ばせればいいと思いました。
ジョイントマットってこういうもの(実際に今の賃貸でも使ってます)
特に遊び場として和室を使わせちゃうと、そのまま和室が遊び道具置き場になってしまいそうで、それがイヤだなぁって思ってました。あとはジョイントマットであれば汚れたり擦り減っても買い替えればいいだけだし、使わなくなれば捨てるだけっていう考えもできるのかなってなりました。
結論として、遊び場はリビングにジョイントマットを敷いてスペースを作る。遊び道具は子ども部屋にする。という結果になったので、「子どもの遊び場として和室はいらないんじゃない?」となりました。
家事スペースとくつろぎの場の必要性
今のライフスタイルで考えたときに、家事スペースといっても日常的なものは洗濯物をたたむぐらいだなぁと。
洗濯物も基本的にリビングのテレビの近くでたたむことが多いです。
私たちとってくつろぎの場といえばリビングだし、基本的にくつろぐときはソファが多いかなっていう意見になりました。
今の賃貸でも6畳程の和室がありますが、そこで家事をしたりくつろいだりっていうことは実際ありません。
結論として私たちにとっては、家事スペースもくつろぎの場も両方リビングだよねっていう意見で一致したので「家事スペースとくつろぎの場として和室はいらないんじゃない?」となりました。
間取り上の問題
以前の記事でも書きましたが、我が家のこだわりのひとつに「廊下のない家」というポイントがありました。
家全体の間取りを考えたときに、リビングの横に和室を設けて客間として使う場合は仕切り扉で...っていうことも考えました。
でもそうなったときに、土地の大きさの兼ね合いもあって
・リビングを削る
・他の部屋を削る
・廊下をつける
これのいずれかをしないと厳しいと設計士に言われていました。
どれも我が家のコンセプトに合わなくなってしまうので間取り的にそもそも和室を設けるスペースが確保できないよねっていう結論になりました。
予算の都合
いろいろ書きましたが全てはこれに尽きるといえばそうかもしれません。
使えるお金がいくらでもあれば、そもそも30坪の家にはなっていません。
もっとこだわりたい仕様もたくさんありました。
でもどうしても予算の都合もあるので限られた広さで、その中で自分たちにあった間取りを作っていったら和室に充てられる程の余裕がありませんでした。
仮に35~40坪くらいの平屋にできるほどの予算があれば、間違いなく和室を設けていたと思います。
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さいごにまとめます。
1. "客間"と"来客用の寝室"の必要性
→広さを確保できない、使用頻度が少ない
2. 子ども部屋とは別に"子どもの遊び場"の必要性
→遊び場はリビングにジョイントマット、遊び道具は子ども部屋
3. "家事スペース"と"くつろぎ場"の必要性
→私たちにとってはリビングで十分
4. 間取り上の問題
→私たちのコンセプトに合わなくなってしまう
5. 予算の都合
→金がない(切実)
いろいろ悩みましたが私たちにとって一番悩んだと言ってもいい和室。
みなさんはどういう基準で採用、不採用にしましたか?
私たちの考えが参考になればうれしいです😊
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