家づくりで大事にしてたことのひとつといえば"収納"です。
私たちの家は延べ床30坪ですが、決して広いとは言えない大きさだと思います。
ズボラ夫婦の私たちが、家の中が散らからないようにするために意識したポイントを書いていきます。
「注文住宅の収納って何を基準にするのかな?」
私たちは当初そう思っていました。
注文住宅では収納を自由に設計できるのが大きな魅力のひとつです。
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そこで私たちは収納は日常の生活動線を基準に考えて配置することを意識しました。
当たり前のように感じますよね。
でも設計士さんが提案してくれる間取りは、私たちの生活スタイルをしっかり考慮して配置された収納にはなっていないと思います。
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最初からしっかり要望やライフスタイルを明確に伝えていない限り厳しいと思います。
なので、間取りに対しての生活動線をしっかり夫婦間で事前に話し合うことにしました。
家づくりで"収納スペース"が大事だと思っていた理由。
その理由とは...
生活動線での最適な場所に収納スペースを設けることで
- 日常生活の無駄な動きを抑えられる
- 収納しているアイテムの出し戻しがしやすい
- 片付けが楽になる
- キレイに片付いているように見える
一方で収納が多いことに越したことはないと思いますが、多すぎるのもどうなのかなって思ってました。
なので、収納で気を付けてたこともあります。
気を付けたこと
- 収納を多くしすぎない
- 場所に適した「幅・奥行・高さ」を考える
- 使用頻度や使う場所に応じた収納を考える
- 収納するアイテムの住み分けを考える
では気を付けていたポイントを順に説明していきます。
収納を多くしすぎない
当然家づくりには土地の広さもあって、予算も当然あります。
我が家の場合は30坪と限られた床面積の中で収納スペースと生活スペースを両立させないといけません。
極端なことを言えば、30坪の家に対してそのうち収納スペースが10坪だった場合、生活スペースは20坪になってしまいます。
収納スペースが多すぎたらその分生活スペースが狭くなってしまうので、収納を多くしすぎないことを気を付けてました。
具体的に夫婦間でどういう内容を実際話したかまとめます。
1.収納が欲しい場所
2.置きたいアイテムの大きさ、個数
3.収納方法
4.現地点でもっていないけど、将来的に必要なアイテム
5.外からの視線
1.収納が欲しい場所
必ず収納が欲しい場所をまずリストアップしていきました。
- 玄関
- 洗面・脱衣所
- リビング・ダイニング
- キッチン
- 主寝室(ウォークインクローゼット)
- 子ども部屋
- パントリー
- 書斎
2.置きたいアイテムの大きさ、個数
家具・家電はもちろんですが、クローゼット、衣装ケース、書籍、日用品など
新居に持っていくアイテムの大きさや個数を大まかにメモで控えてました。
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あと布団に関しては、夏用と冬用で使い分けてるのでオフシーズンのときには布団を保管できる場所も必要だったので、必要な大きさなどは設計士さんに相談してました。
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3.収納方法
衣類であればハンガーにかけるのか、ケースにいれるのか。
露出にするのか、見えないようにするのか。
床に置くのか、棚に置くのか、壁に掛けるのかなど。
収納が欲しい場所ごとに、どういう収納方法にしたいのかを話しました。
たとえば、日用品などは
こういうバスケットに入れて、可動式の棚に置く予定です。
4.現地点でもっていないけど、新居に必要なアイテム
新調予定の家具・家電や、日用品や備品など。
何をどれくらいの数購入する予定があるか話し合いました。
具体的には、家電でいえば固定電話や掃除機(コードレス式やルンバなど)、備品は非常用の水・食料やインスタント系の食料など。
今の住まいにはないけど新居では必要になってくるアイテムをリストアップして、将来的に少なくてもどれくらいのスペースが必要なのかを話し合ってました。
5.外からの視線
新居の間取りを考えたときに、外部から見える場所にあるものは
- リビング・ダイニング
- キッチン
- 玄関
くらいです。
いくらキレイに整理していてもたくさんの物が視界に入ってしまうと、個人的にはキレイに感じません。
特にこの3つのエリアは外からの目線はもちろんですが、一番人が出入りする場所でもあるのでスッキリさせたかったので、扉付きの収納棚を採用しました。
場所に適した「幅・奥行・高さ」を考える
事前に話し合ってたメモをもとに「収納スペースにはこれを入れたい」と考えているアイテムと収納スペースのサイズが合うかをチェックしておきましょう。
広めに収納スペースをとったはずでも、実際に収納しようとすると収納スペースと収納したいもののサイズが合わない場合もあります。
また、当初は小さいアイテムだけの予定だからと考えていて小さめのスペースをとったとしても、後々収納スペースが足りないと感じることもあると思います。
その場所に収納したいものをしっかりとイメージしながら、収納スペースの幅・奥行き・高さを確認しておきましょう。
置く予定のアイテムをメモにリストアップしていれば、設計士さんとの打ち合わせもスムーズに進みますし、いい提案をしてくれることも多くあります。
ちなみに、
- 洗面・脱衣所
- パントリー
- シューズクローク
これらの収納は、将来的にいろいろなサイズのものを置く可能性が高いと考えているので
フリーシェルフを採用しました。
こういうやつです。
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使用頻度や使う場所に応じた収納を考える
収納が少なすぎると、使用頻度に関わらず1つの収納棚に頻繁に出し入れするアイテムと滅多に出し入れしないアイテムが一緒になることがあると思います。
あとは収納スペースと使う場所が離れていると運ぶのも大変ですが片付けが面倒に感じると思います。
生活動線を考えて、できるだけ無駄の動きが少なくなるように必要な場所の近くに必要な収納を配置できるようにした方が良いと思います。
暮らし始めると必ず物がたくさん増えてくるので、使用頻度・使う場所ごとに整理できるように収納スペースを確保するようにしました。
収納するアイテムの住み分けを考える
職場でもよく目にする人もいるかと思いますが、習慣的に「5S」を意識しているので新居でも大切にしようとしているのがコレです。
5Sって何?
5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字のSをとったもの。
整理 | 不要なものを捨てること |
---|---|
整頓 | 使いやすく並べて表示をすること |
清掃 | きれいに掃除をしながら、あわせて点検すること |
清潔 | きれいな状態を維持すること |
しつけ | きれいに使うように習慣づけること |
私たちは実際に今使っているもの・置いているものを打合せ前にリストアップして準備していました。
リストアップしたもので使用頻度や重さ、使う場所を考えて配置することをイメージすることによって、必要な収納の数や大きさなどが明確になると思います。
住み分けをしっかりすることによって、どこに何があるかも分かりやすいし、キレイに片付いているように見えると感じています。
さいごになりますが、
間取りに対しての生活動線をしっかり夫婦間で事前にしっかり話し合って、設計士さんに相談するのが一番オススメできるかなぁ~と思います。
自分たちの要望やライフスタイルを明確にしていないと、設計士さんにも伝わらないと思います。
私たちが家づくりで"収納スペース"が大事だと思っていた理由。
その理由とは...
生活動線での最適な場所に収納スペースを設けることで
- 日常生活の無駄な動きを抑えられる
- 収納しているアイテムの出し戻しがしやすい
- 片付けが楽になる
- キレイに片付いているように見える
少しでも皆さんの役立つ情報があればうれしいです😊
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